少女たちのお手紙文化 1890-1940展
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少女たちのお手紙文化 1890-1940展
告知物・会場グラフィック
石田和幸
- YEAR
- 2024
- AD, D, I
- 石田和幸
- CL
- 町田市民文学館 ことばらんど
さまざまな時代の少女たちと手紙にまつわる文化を取り上げた展覧会の告知物と会場グラフィック。
匿名性のある横顔のシルエットで時代も場所も異なるいろんな少女たちを表現し、手紙にまつわる動きをする手と組み合わせてビジュアル化した。フライヤーではシルエットと手が対になるようなシンプルな構成で複数バリエーションを制作、会場グラフィックではそれらのビジュアルが組み合わさることで、時代を超えてさまざまな少女とお手紙の歴史がひとところに集まるこの展示の内容を表現した。
グラフィックデザインの好きな要素はいくつもあるが「静止している」ということが自分にとっては重要だと感じる時がある。大学にいた頃にはモーションロゴ的なものが登場し始め、今や動画と静止画を往復するグラフィックデザインは無数にある。だが、そんな動くグラフィックよりも、印刷された動かないポスターをいくらでも眺めていられる自分がいる。止まっているからこそ、時間の制限を超えて無限の時間がそのポスターに内包されているようにも思える。うまく言葉にはできないが、軽やかに動くものを一瞬で切り取ってコンクリートでガチッと固めたような、軽いけど重い/動いているようでどっしり止まっている、そんなグラフィックが好きだなと思う。
この仕事に使ったドローイングでは、髪が揺れているようで止まっている、筆を動かしているようでピタッと止まっている、そんな「静止している」心地よさが出るように取り組んだ。

















