テーブルの上のスィンスィン
A
01
1
テーブルの上のスィンスィン
ポスター
浅野隆昌
- YEAR
- 2025
- A
- 浅野隆昌+三田周
- AD, D
- 浅野隆昌
- ORG
- YMP
写真家の三田周と制作した、紙とカメラで作った静物画。
初めはバロック期の歴史画や宗教画のような画面を目指していた。記号を散りばめた高密度の画面を、ライティングでコントロールするような作り方。千葉正也の絵画やアレック・ソスの『Still Life II』にも影響を受けていたと思う。
自分たちを題材に、理屈先行でいくつか下絵を描いていた。絵の中の要素を紙で工作し直して、写真で画面を作ると面白いものができるのではと考えていたが、全く面白いものにならなかった。ライティングテストで撮影した、テーブルの上にオブジェが無作為に置かれたカットがヒントになり、このシリーズの制作がはじまった。
静物画は以前から作ってみたかった。画面構成と描画方法に集中する画題として興味があった。身の回りのもので構成するということや、内容について野暮な問いがないことも好きだった。質感、パースなどをキャンセルしてきた伝統的な美術画題に対して、グラフィックデザイナーと写真家が何をキャンセルするかについては考えた(多少)。
山口晃の展覧会『ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン』にて、距離・視野角・焦点をコントロールする鑑賞法の解説があった。理解には及ばなかったが内容に衝撃を受け、自分なりの解釈でインストールした。B1サイズの2連ポスターはそれを思い出しながら構成していた。



















